Graduate School of Engineering, Kobe University

工学研究科Department

工学研究科は、環境共生型持続的発展社会の構築に直結する工学知識・基盤技術・応用技術を創造し社会還元することをめざす教育研究組織です。

再生可能エネルギー社会実装研究センター
Social Implementation of Renewable Energy research Center: SIREC

新着情報

  • October 3rd, 2019: センターキックオフシンポジウム(瀧川記念学術交流会館)
  • July 1st, 2019: 工学研究科内に再生可能エネルギー社会実装研究センターが発足

センター概要

温暖化による地球環境の悪化が現実味を帯びつつあり,CO2を排出しないエネルギー創生・利用システムの開発および社会への適応が急がれている.各要素技術開発だけでなく,実社会への実装に際して想定される諸問題,活用可能な再生可能エネルギー,地域的特徴,再生可能エネルギーから化学エネルギーへの変換および貯蔵,エネルギー消費地への輸送などを一体として最適化・解決しなければならない.太陽光や風力等の再生可能エネルギーは,電力に変換され,さらに化学エネルギーである水素に変換される.また一部は太陽光を用いた光触媒反応による直接分解による水素生成も大いに期待されている.再生可能エネルギーの利用の成否は,変換された水素および再変換されるエネルギーキャリア物質の変換(再変換)効率(物質およびエネルギー)が重要な鍵となっている.自然災害の多い日本においては,システム全体の災害に対する強靭化も重要な検討課題である.本センターでは,具体的な戦略として,(1) エネルギーキャリア相互変換最適化,(2) エネルギー貯蔵・輸送の最適化,(3) コミュニティー実装設計,(4) 自然災害に対する強靭化,(5) 要素技術の標準化,の5つの柱により再生可能エネルギー活用の社会実装実現を目的とし,総合大学としての神戸大学の強みを活かしたモデルケースの実証研究・情報発信を進める.

センター組織

センター長

応用化学専攻:西山 覚(教授)

副センター長

市民工学専攻:小池 淳司(教授)
応用化学専攻:市橋 祐一(准教授)

センター教員

教 授:飯塚 敦(市民),喜多 隆 (電気電子),浅野 等(機械),大村直人,鈴木 洋,徐 強(連携)(応化)
准教授:栗山尚子(建築),松井雅樹,菰田悦之,日出間るり,鶴田宏樹(応化)
助教:祇園景子(市民),堀江孝史,谷屋啓太(応化)

学内協力者

システム情報学研究科:玉置 久(教授)

海事科学研究科:大澤輝夫(教授),武田 実(教授)

経営学研究科:國部克彦(教授)

経済学研究科:竹内憲司(教授)

学外協力者

産総研:中岩 勝(部門長)

山形大学:中岩 勝(部門長)

東京工業大学:松本秀行(准教授)

海外協力者

Dr. Steven Wang (Newcastle University, UK)

問い合わせ先

神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻
西山 覚

〒657-8501

神戸市灘区六甲台町1-1

Tel/Fax:078-803-6173
E-mail:nishieng(at)kobe-u.ac.jp

(at)を@に代えて送信して下さい。