Graduate School of Engineering, Kobe University
工学研究科Department
工学研究科は、環境共生型持続的発展社会の構築に直結する工学知識・基盤技術・応用技術を創造し社会還元することをめざす教育研究組織です。
今世紀の都市空間の形成は、安全と共生(自然環境との共生および多様な主体の共存協力)という価値目標に向けて、進められるようとしています。
本コースでは、都市の安全と共生を包括的に考える能力、都市の空間を総合的にデザインできる能力を有する若手技術・研究者の育成を目指しています。
このサブコースの科目は
博士課程前期課程学生対象の「学際工学特論6」
博士課程後期課程学生対象の「学際工学特論F」
として開講されます。
本コースでは、安全と共生に関する研究成果を個別科学の断片的知見にとどめるのではなく、都市空間のデザインに結実させる総合化の過程と、都市空間とそのシステムに具現化する過程を包括的に学ぶことを目的としています。
コースは安全と共生の二つの大テーマが設定されており、それぞれ学内教員による講義に加えて、最先端の課題を研究している国内外の研究者による特別講義と、現実の都市・地域フィールドでの研修・見学を組み合わせた総合的で実際的なカリキュラムになっています。