Graduate School of Engineering, Kobe University

工学研究科Department

工学研究科は、環境共生型持続的発展社会の構築に直結する工学知識・基盤技術・応用技術を創造し社会還元することをめざす教育研究組織です。

界面科学研究センター
Research Center for Interfacial Science (RCIS)

「界面」をキーワードとして次世代のものづくりに繋がる横断的な研究ユニット

昨今のナノテクノロジーやバイオテクノロジーにおける取り扱いを見るまでもなく、材料の機能は外界と接合する界面での現象に支配されています。したがって,界面を基盤とした’ものづくり’の戦略が必要不可欠となります。 当センターでは,「界面」をキーワードに教育・研究分野の横断的な研究ユニットを形成することで,界面現象に関わる基盤研究を推進し,次世代のものづくりに繋がる研究シーズの創出をめざしたいと考えています。この際,従来型の化学,機械工学,電気電子といった専攻や分野縦割り的な枠組みをあらたな座標軸からの視点で見直すことで新学術領域を創出し,既存の組織からは出てくることのない斬新な産官学連携の芽を築くことが期待できます。したがって,本センターが界面機能の創出をものづくりに繋げる連携を推進するための新たなる拠点となり,基盤研究から発信されたシーズの「ものづくり」への展開が円滑になることを期待しています。

センターの取り組み方

界面科学センターでの今後の活動概要をポンチ絵で示しました。まず,始められることとして,界面科学コロキウムの開催があります。ここでは分野を横断したさまざまな分野の研究者の成果を紹介していただく機会を設け,討論の場にできればと考えています。既に下記の様なコロキウムの開催からセンターとしての活動を始めています。また,そのグローバルな展開として,海外著名研究者の講演会を企画しています。これらコロキウム,講演会の開催の案内配布をご希望の方がおられましたらご連絡ください。

本センター設置に関連したプロジェクトとして,科学研究費,文科省原子力システム研究,JST大学発ベンチャー創出推進,地域イノベーション創出総合支援,参画研究者の民間との各種共同研究などを推進しており,過去五年間で7億円以上の外部資金を獲得しています。

今後さらに能動的に,専攻・分野縦割り的な枠組みをあらたな座標軸からの視点で見直し,新学術領域を創出することで,既存の組織からは出てくることのない斬新な産官学連携の芽を築くことで界面科学に立脚した共同研究の推進により,センターを主体とした学内外の競争的資金の獲得や大学発ベンチャーの育成に繋がっていくことを期待しています。

センター組織

センター長

応用化学   西野 孝(教 授)

副センター長

応用化学   森 敦紀(教 授)

センター教員

教 授:石田謙司(応化),水畑 穣(応化),竹内俊文(応化),鈴木 洋(応化),磯野吉正(機械)
准教授:南 秀人(応化)
助教:松本拓也(応化)

センター協力教員

理学研究科:大西 洋(教授)

センター協力機関

兵庫県工業技術センター,兵庫県放射光ナノテク研究所

問い合わせ先

〒657-8501

神戸市灘区六甲台町1-1

神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻
西野 孝

Tel: 078-803-6164, Fax:078-803-6198
E-mail:tnishino (at) kobe-u.ac.jp

(at)を@に代えて送信して下さい。