Graduate School of Engineering, Kobe University
講師:東京工業大学 学術国際情報センター青木 尊之 教授
日時:2024年1月18日(木)17時
場所:工学研究科教室棟 LR501
参加費は無料です.自由にご参加ください.学部生や職員の方の参加も歓迎いたします.
MLBで活躍している大谷翔平選手の投球をスパコンを用いた大規模流体シミュレーションにより解析する.高さ 0.9 mm の野球ボールの縫い目の影響が非常に重要であり,最も細かい格子は 50 μm 以下となる.あまり落ちずに横に大きく曲がるスイーパーや非常に大きな落差のスプリット(フォークボール)の謎を解き明かし,ボールにかかる空力を積分することでボール軌道を再現する.混相流シミュレーションや流体構造連成シミュレーションについても紹介する.