オーストラリアへの海外派遣プログラムを実施しました|2023年度

工学部・工学研究科は2024年3月に「2023年度工学部グローバルチャレンジプログラム(以下、GCPと記載)」 を開催しました。

この工学GCPは、2023年度より文部科学省「令和4年度大学の世界展開力強化事業」の採択プロジェクトである「世界的課題解決に向けた工学系グローバル人材育成のための国際共修/協働学修プログラム」の一環として実施されたものであり、工学部・工学研究科の海外交流相手大学であるオーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学(以下、RMIT大と記載)へ学部学生を短期派遣するものです。

本プログラムにおいては工学部2年次生16名が3月にRMIT大を訪問し、学生間で活発に交流する様子が見られました。

【プログラム】

AM PM
3月14日(木) 開会ガイダンス
RMIT大 City Campusツアー
RMIT大 Design Hub Workshop参加
RMIT大 Design Hub Gallery見学
RMIT大 Chemical Engineering and Applied Chemistry Labs見学
3月15日(金) RMIT大 Digital Manufacturing Facility見学 Commonwealth Serum Lab(CSL:連邦血清研究所)訪問研修
3月18日(月) CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構)訪問研修 Australian Synchrotron(国立放射光施設)訪問研修
3月19日(火) RMIT大 Civil Engineering Lab見学(Bundoora East Campus) RMIT大 University Food Science Lab見学(Bundoora West Campus)
3月20日(水) RMIT大 Virtual Experience Lab見学
学生交流企画:神戸大学生によるプレゼンテーションとディスカッション
Melbourne Cricket Ground and Sports Museum見学
3月21日(木) Nissan Casting Plant(豪州日産鋳造会社)訪問研修 Tutorial (RMIT大工学部授業)参加
閉会セレモニー
Australian Synchrotron(国立放射光施設)模型
Commonwealth Serum Lab(CSL:連邦血清研究所)概観

      

具体的な活動内容としては、RMIT大での工学系英語講義への参加、研究施設の見学、グローバル企業等研修、学生交流ワークショップ等を実施しました。プログラムを終えた参加学生達からは「毎日複数のプログラムが用意されており,自身の専攻や興味に関するものも含まれていたため,多くの学びを得ることができた」、「自身の所属している学科以外の分野の高度な研究内容に触れることができ、学外だからこそ経験できた内容が多かった。英語での専門分野の解説は難しく感じる場面も多かったが、聞き取れる部分はとても興味深い内容に感じた」等の様々な声が寄せられました。