IMDプログラム*をはじめとする共同研究事業などにより、ステークホルダーの皆様と持続可能な未来社会の創造に向けた共創プロジェクトの実施
(持続可能な未来社会の創造に向けて、神戸大学工学部と一緒にテーマを設定し、その解決に取り組むための特定目的型の募金事業です。)
* IMD (Industrial Master & Doctor)プログラムは従来型の産学共同・受託研究をさらに拡張し,大学と企業が教育と研究において,学術・技術課題を解決するだけでなくそこに至るプロセスも共有する神戸大学大学院工学研究科独自のプログラムです。
工学は、自然科学を基礎とし、人文社会科学の知見も用いて、持続可能な社会へ貢献することを目的とする学問であり、新しい価値を生み出すイノベーションを起こすために必要不可欠な学問領域です。現代社会の抱える課題は、唯一最適な答えのない複雑な問題がたくさんあります。そのような答えのない問題を解くために、工学に様々な知が融合することで、イノベーションの波がどんどん広がっていき、その波は、新しい未来の扉を開ける力となると信じています。
持続可能な社会において、人が幸福であるには、人が必要としている価値を創り出すことが重要です。さらに、工学の対象が従来の“もの”中心から、“人間”を中心とした“こと”づくりへと広がりを見せていることから、神戸大学工学部、大学院工学研究科、大学院システム情報学研究科では、これを人間中心価値工学として位置付け、設立以来の伝統である、自由闊達な気風を保ち、教育・研究活動を続けています。
ここに、工学部創立100周年を契機に、あらためて、神戸大学工学部では、本特定募金事業を実現するため、皆様からのIMDプログラム、共同研究など産学連携のご提案やご寄附を広く募ります。 本趣旨にご賛同いただき、産学連携のご提案、ご寄附を賜りますようお願い申し上げます。