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工学研究科

統合バイオリファイナリーセンター
Integrated Bio-refinery Research Center

統合バイオリファイナリーセンターホームページ

統合バイオリファイナリーとは?

地球温暖化や環境汚染、更には化石資源の枯渇やエネルギー問題が世界的に深刻化してきている。このような背景のもと、持続可能社会の実現には再生可能なバイオマス資源からバイオ燃料、バイオ材料、有用化学製品、医薬品・食品などの多種多様な化合物を統合的に生産する「統合バイオリファイナリー」の確立が急務である(図1)。まず、前処理を施した草本系・木質系バイオマスを、セルラーゼなどによってグルコースなどの6炭糖、及びキシロースなどの5炭糖にまで分解する。そして、高機能化された微生物を用いた発酵により、アルコールや有機酸などC2?C6からなる基幹化合物(ビルディングブロック)を生産する。この複合的な工程において、発酵生産までを生物機能を用いたバイオプロセスで行い、続いて得られたビルディングブロックを化学プロセスにより汎用化成品や高付加価値製品に変換していく。

バイオマスの有効利用と微生物育種の統合研究拠点をめざして

バイオマスからの燃料や多様な化学物質生産に関しては、世界的に研究開発が進められている。アメリカでは、糖を原料とした新規製品体系を作る「バイオリファイナリー構想」に力が入れられ、平成19年にはウイスコンシン大学など3箇所に、大規模なバイオ燃料研究センターが整備された(表1)。一方、EUにおいては、アメリカでの戦略と類似した「ホワイトバイオテクノロジー構想」が打ち出され、バイオマスの有効利用に向けた本格的な取り組みが始まっている。本拠点の研究活動は、日本の大学では唯一設立された、この分野の研究センターである。

本拠点のコアテクノロジー:リサーチエンジン

バイオマスを基盤とする産業構造への変革は、持続可能な社会を構築する上での基盤であり、世界的に研究開発競争が激化しているが、バイオマスから経済的に成り立つ形での製造技術の確立には、技術課題は多い。また、原料バイオマスの増産は、農地拡大による環境破壊や食糧問題と密接に関連し、その進め方は大きな課題である。したがって、従来行われてきた個別的な研究をただ単に集積しただけでは、バイオマス利用社会の実現は難しい。こうした多くの課題を克服するために、神戸大学では農学・工学・理学における最先端の諸学理を「統合」して生物反応の根本的な解明を図る基盤的な研究を推進し、その成果を活用して高機能化されたスーパー酵素や細胞工場の設計・創製、そして低エネルギーで革新的なプロセスを開発する、プラットフォームを構築してきた(図3)。このプラットフォームを「リサーチエンジン」と呼び、6つのコアテクノロジーより構成されている。

センター組織

センター長

教授 近藤 昭彦(イノベ)

センター教員

教 授:吉田 健一(農)、松山 秀人(工)、芦田  均(農)、大澤  朗(農)、今石 浩正(農)、水野 雅史(農)、上曽山 博(農)、竹中 慎治(農)、大村 直人(工)、山地 秀樹(工)、森  敦紀(工)、西山  覚(工)、西野  孝(工)、林  昌彦(理)、大西  洋(理)、富永 圭介(理)、三村 徹郎(理)、蓮沼 誠久(イノベ)、東  健(医)
准教授:荻野 千秋(工)、田中  勉(工)、丸山 達生(工)、勝田 知尚(工)、金丸 研吾(農)、宅見 薫雄(農)、山崎 将紀(農)、本田 和久(農)、橋本 堂史(農)、石井  純(イノベ)、秋本 誠志(理)、吉田  優(医)

問い合わせ先

〒657-8501

神戸市灘区六甲台町1-1

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科
近藤 昭彦

Tel/Fax:078-803-6196
E-mail:akondo (at) kobe-u.ac.jp

(at)を@に代えて送信して下さい。

センターホームページ: http://www.org.kobe-u.ac.jp/bioproduction/index.html

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