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研究成果

統合バイオリファイナリーセンター

持続的に発展可能な社会を目指して

再生可能な資源であるバイオマスを環境調和型プロセスで変換して輸送燃料・各種化学物質・先端材料などの多様な化学製品を統合的に生産する「統合バイオリファイナリー」の確立は、石油依存社会から脱却して持続的発展可能社会を構築するとともに地球温暖化を防ぐために必須と考えられます。

統合バイオリファイナリーセンターは、このような社会的背景のもと、統合バイオリファイナリーの学術基盤や技術体系を確立するとともに実用化・普及を行うことを目的とし て開設されました。その核となる広い分野の研究者群が集結し産官学が連携して体系的な研究・教育を進めていくことで、世界をリードする拠点の形成を目指しています。 現在、文部科学省科学技術進行調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」による「バイオプロダクション次世代農工連携拠点」が採択され、このセンターを中心として研究が行われています。

統合バイオリファイナリーの実現に向けた4つの柱

統合バイオリファイナリーの新技術体系の構築とその教育研究・実用化を担う人材の育成を目指して、以下の4つの柱を密接に連携させ教育・研究活動を体系的に進めていきます。

酵素・細胞反応解明

溶液中や界面での酵素の反応過程や相互作用を捉える先端計測法を開発し、反応機構等を明らかにする基礎研究を進め、原理計算に基づく酵素の設計法の開発を行います。また、ゲノム情報や各種オーム解析及びシステムバイオロジーの観点から細胞反応の理解を深めていきます。

スーパー酵素・細胞工場の設計・創製

基礎研究の成果をもとに高度な機能を有するスーパー酵素を創製します。また、酵素群のネットワークからなる代謝経路を合成生物学的に組み込み、高機能な細胞工場の設計・創製を行います。

バイオマス増産

水資源確保へ向けたナノ構造制御分離膜システムの開発を行います。また、セルロース含有率が高く、酵素反応で容易に分解できる等、原料に適したバイオマスの育種・生産を行います。

バイオリファイナリープロセスの開発

スーパー酵素・細胞工場を利用してバイオマスからC2-C6の基幹化合物(ビルディングブロック)を製造するバイオプロセスを開発します。また、それらを原料として多様な化学製品、ナノ&エコ高機能複合材料等を作り出す環境調和型プロセスの開発を進めます。

問い合わせ先

〒657-8501
神戸市灘区六甲台町1-1
神戸大学大学院工学研究科
統合バイオリファイナリーセンター
Tel/Fax:078-803-6192
E-mail:miyukiue (at) kobe-u.ac.jp
(at)を@に代えて送信して下さい。

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