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研究成果

E-ディフェンスにおけるセミアクティブ免震構造の日米共同実験

2019年7月、レジリエント構造研究センターは、JSPS国際的な活躍が期待できる研究者の育成事業「巨大地震に対する創生型居住環境のレジリエンス研究の国際コミュニティを担う人材育成」(2017~2019年度)を実施しています。その一環として、巨大地震時にも都市の回復力を高めるために欠かせない重要建築物を想定して、セミアクティブ制御によって、巨大地震による大振幅地震動に対して高度な安全性と機能継続を達成するセミアクティブ免震構造の研究を行っています。その実大に近いレベルの性能検証実験をE-ディフェンスで実施しました。

本事業は、国立研究開発法人防災科学技術研究所、国立研究開発法人建築研究所等と共同で実施していますが、今回の実験研究には両研究所の他、米国の連携研究機関である南カリフォルニア大学とコネチカット大学の研究者も参加して実施されました。また、この実験は、E-ディフェンスで初めて行われたアクティブ系の振動制御構造の実験となりました。

実験の結果、建築物の目的とする性能を発揮できる制御則を選択して設計できる手法を提案できる見通しができました。また今回の実験結果を、神戸大学の振動台を用いたリアルタイム・ハイブリッド実験で再現できるように実験システムを調整し、今後はリアルタイム・ハイブリッド実験によって、様々な建築物を想定して、多様な地震動に対する制御効果の検証を行い、制御手法のさらなる高度化を目指していきます。

レジリエント構造研究センターは、神戸大学の機能強化プロジェクト「未来世紀都市学」のレジリエンス構造研究ユニットに位置付けられており、未来世紀都市学からのご支援をいただきました。また今回のE-ディフェンス実験では、防災科学技術研究所に多大の費用負担をいただいたことに深く感謝し、お礼申し上げます。

(レジリエント構造研究センター)

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