工学フォーラム2016 −「もの・こと・ひと・まち」−



2016年11月28日(月) 13時開会(12時30分開場)
神戸商工会議所会館

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 講演の部
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■ オープニング (13:00 - 13:15)

・開会の辞
 神戸大学工学研究科長 冨山 明男
  (工学フォーラム2016組織委員長)
・挨拶
 神戸大学長      武田  廣
・ご挨拶
 兵庫県副知事     金澤 和夫 氏

(司会)
 神戸大学工学研究科  喜多  隆
  (工学フォーラム2016実行委員長)

 

  ■ 特 別 講 演 (13:15 - 14:00)
我が国の科学技術イノベーション戦略
 〜 Society5.0実現に向けて 〜

内閣府 総合科学技術・イノベーション会議
 久 間 和 生 議員

 2016年4月にスタートした第5期科学技術基本計画では、世界に先駆けた ”超スマート社会 (Society5.0) の実現” を目指しています。 日本が経済成長と社会的な課題解決を両立するには、コアとなるICT技術を徹底的に強化し、システム化によって新しい価値やサービスを創出することが重要です。 そのために必要なのは、本格的な産官学連携と、目利き力のある投資家です。 本講演では、第5期科学技術基本計画の戦略や、国の重要プログラムである SIP と ImPACT についても解説し、Society5.0実現に向けた大学への期待を述べます。
 

■ 講 演 (14:00 - 15:00)
  戦略的イノベーション創造プログラム (SIP) 事業紹介

1. リアクティブ3Dプリンタによるテーラーメイドラバー製品の設計生産と社会経済的な価値共創に関する研究開発 〜内閣府戦略イノベーション創造プログラム(SIP)における地域連携の取組み〜

システム情報学研究科 システム科学専攻
 貝 原 俊 也 教授
バンドー化学株式会社 R&Dセンター製品開発部
大 西  淳   氏

 我々は、内閣府SIPとして、地元企業とともに、テーラーメイド化が困難であったラバー製品について、「”履き倒れ”の町」神戸の地域産業であるシューズを取り上げ、多様なユーザとの IoV (Internet of Values) 環境を構築し、世界初のラバー3Dプリンタマシンとその素材を開発することで、価値共創に基づく新しい超デライト設計・生産システムの実用化に取り組んでいます。
 
2. CAM-CNC統合による革新的な工作機械の知能化と機械加工の高度化

工学研究科 機械工学専攻
 白 瀬 敬 一 教授

CAM と CNC を統合し、NC プログラムで指令する方式から加工中に工具位置や工具姿勢を計算して逐次指令する方式へと転換して NC 工作機械を知能化する研究に取り組んでいます。プロジェクトで試作中の機械加工を 3D プリンタ同様の手軽さで実現できる工作機械をご紹介します。
 

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